Monday, January 30, 2012

The Thai Report Part 18

さてタイ旅行3日目の午後、まだまだ1日は終わりません。前回お伝えした畑の次に向かったのは、Kaeng Krachan National Parkです。この国立公園は周りを湖に囲まれた大変美しい公園で、様々な野生動物も生息していることから、年間を通して沢山の人々が訪れるそうです。また、時期?によって湖の水が引き、対岸にも渡れるそうです。宿泊施設も設備されていることから、オートバイ乗りのキャンプ地としても利用されているとのことでした。

Day3 pm:Petchaburi








国立公園で大自然に触れてリラックスした後に向かったのは、Samut songkhram県で一番有名なWat Bangkungというお寺です。このお寺の特徴は、木の根が何百年という歳月をかけてお堂全体を被ってしまったという、大変歴史のある神秘的なお寺です(ものすごく複雑な場所にあり、タイ人でも知らない人が多いのだとか)。そしてお寺の脇にもう一つ有名なムエタイ寺があります。その昔、ここはタイ随一のムエタイ道場だったようで、当時のムエタイ戦士達の練習風景を再現?した像が何体もたっていました。珍しい光景だったので、一つ一つの技を見ながらムエタイ像の写真を撮っていると、Mr.kornが「いつまでも写真を撮っていると、彼らが帰れなくなる。しかも残業代がでないから可愛そうだ!」また「日本で仕事がなくなったら、タイでのアルバイト先が決まったな!」などと冷やかされました。(タイ人は言葉遊びが得意で、ジョークを交えた会話に笑いが絶えません。)

Day3 pm:Samut songkhram













そして次に向かった場所は、この日のメインであるタイで一押しの水上マーケット(Amphawa Floating Market)でした。ここは旅行者(某旅行会社のツアーもまだ進出していない)にはあまり知られていない、タイ人の間でも人気の穴場スポットとのことで、マーケット内は昔からある水上家屋やレトロなお店が多く、実際に骨董品などを置くミュージアムみたいな建物もありました。川沿いのお店はアーティスティックなお店や屋台がいくつもあり、水上で暮らしていた人々の旧き風景を現代でも感じることができました。マーケット内をぶらぶらと歩き、屋台で夕食をとった後は、このマーケットの名物でもある、ボートに乗って蛍を見学するツアーに参加しました。タイで蛍?と思われがちですが、この辺りは水とジャングルに囲まれていることで、一年中蛍が見るこのできる有名な場所だそうです。ボートツアーはおよそ1時間で、Amphawa Floating MarketからスタートしてSamut songkhram市内をクルーズします。川岸にはお寺や、コテージ、そしてお洒落なレストランがあり、観光客の目を楽しませてくれます。もちろんホタルの生息するスポットも無数にあり、近づくとボートのエンジンとライトを消し、何千頭?という経験したことのないない数のホタルの群れを見学することができました。















さてさて、ここまでお読みいただいて本当に感謝ですが、これで三日目のレポートも終りとなります。一日で色々なことがいっぺんにできてしまうのもタイの魅力の一つだと思いますが、水上マーケットの次に向かったのは、タイ近郊のドラッグレース場でした。タイ人は血の気が多く、スピード狂だと聞いてはいましたが、レース場について納得。この夜は、次の日に行われる「RACE MAGAGINE」誌主催の「KING OF Race Truck 2011」という、トラックだけが出るレースでの練習走行が行われていました。しかも走行しているのは、黒煙モクモクのディーゼル車。タイでは日本車のディーゼルトラックが非常に多く、チューニングも盛んだそうです。タイム掲示板を見ると、ノーマルタービンクラスや、タービン交換ありのオープンクラスなど様々なクラスがあり、ノーマルタービンクラスでは早い車で12秒台、オープンクラスではなんとディーゼルトラックで9秒台に入る車もあり、かなり盛り上がっていました。また、中高生ぐらいの若者たちが駆る125ccクラスのオートバイドラッグレーサー(タイホンダ製)も練習走行をしており、その想像を絶する速さに度肝を抜かれました。タイではこういった常設のドラッグレース場が2箇所あるとのことで、来年はもう一箇所の方を見学に行きたいとおねだりして、長い長い1日が終わりました。







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